甘口醤油、減塩醤油
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塩分控え目の味付け
醤油は日本人の食生活において代表的な調味料ですが、地方によって好みが若干異なり、南に行くほど甘いタイプの醤油が好まれているといわれています。
九州地方の醤油は全国の一般的な醤油に比べて2倍程度甘いともいわれており、一説には九州の砂糖の消費量は全国一だという説もあるようです。
そんな九州では普通醤油というと甘口醤油のことを言うようですが、この甘口醤油は一般的な醤油に比べて塩分が少なくなっています。
一般的な醤油18gで約2.9gの塩分が含まれていますが、甘口醤油だと2g程度の塩分になります。
減塩醤油などには及びませんが、甘口の醤油を使うことによって約3割の塩分を減らすことが出来ます。
減塩醤油は通常、一般的な醤油の半分程度の塩分なので、高血圧の人や心臓や腎臓に疾患がある人、妊娠などでむくみのある人の利用を目的に作られたようですが、健康な一般の人が使うことのなんら問題はありません。
うす塩醤油は一般的な醤油の7~8割程度の塩分が含まれており、塩分の多い順に並べると通常の醤油>うす塩醤油>減塩醤油になります。
また、煮きり醤油というのも、塩分控えめにお勧めです。
酒やみりんを煮てアルコール分をとばすことを煮きるといいますが、醤油に酒を加えて煮きることにより、くせがなくなり、香りが増した醤油になります。
人によると煮きり醤油は、刺身などに一番よくあうともいわれています。
寿司を食べる時も煮きり醤油が当り前ともいわれており、お寿司屋などでは実際に煮きり醤油がつかわれています。
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