風味

公開日: : 塩分控え目の味付け

薬味や酸味を加えて塩分を控える方法の他に、風味を加えるというアイデアもあります。
その一例がごま油です。
ごま油は煎ったごまに圧力をかけてすりつぶしてつくる食用の油ですが、独特の香りと味があります。

中華料理では、調理の最後の仕上げに香りをつけるために良く使われていており、ごま油を鍋の内側から鍋にそっていれるとより香りが立ち、料理につやもよくなるといわれています。

また、このごま油をサラダ油に加えて天ぷらなどを作ると、ごま油の風味がよく効いておいしく仕上がります。
実際に天ぷら屋さんなどでは、サラダ油にごま油を混ぜて使っているお店も少なくありません。
ごま油に酢などを加えてサラダなどのドレッシングに使うのも、ひとつの方法で中華風ドレッシングの出来上がりです。

a0002_000748

同じごまを使った風味づけに、炒りごまもあります。
ほうれんそうのおひたしなどにはごまが少しのっていたりして、醤油をかけたりして食べますが、炒りごま自体をあえてしまって味付けするも、醤油を使わないひとつの方法です。

おひたしや和え物といえば三つ葉もありますが、この三つ葉を風味付けに使う方法もあります。
三つ葉はもともとせり科の植物で、昔から香草のひとつと考えられていたともいわれています。
特有の香りがありますが、味自体はあまりくせがなく比較的淡白な味をもつ食材です。
汁物に入れたり、サラダに入れてアクセントしたり、先ほどの炒りごまと一緒に使うのもいい方法です。

関連記事

野菜中心の食生活へ

食べることができる植物を総じて野菜といいますが、野菜には多くの栄養素が含まれています。 野菜中心の食

記事を読む

マヨネーズ、チーズ

塩分を控えるために、マヨネーズで味付けるのも有効なようです。 調味料のひとつであるマヨネーズには塩分

記事を読む

甘口醤油、減塩醤油

醤油は日本人の食生活において代表的な調味料ですが、地方によって好みが若干異なり、南に行くほど甘いタイ

記事を読む

塩分控え目の塩

しょうがやわさびなどの薬味や、酢、柑橘類の酸味、ごまなどの風味を利用しても、やはりそれにそぐわない料

記事を読む

関東と関西の味の違い

関東と関西で味が違う事でよく知られている料理に、すきやきがあります。 関東のすきやきは、割下といわれ

記事を読む

関西は薄味

よく関東では濃い味付け、関西では薄い味付けが好まれるといわれています。 確かに関西を代表する京都の料

記事を読む

薬味

お店などで天ぷらを食べる時、よく大根おろしとすりおろしたしょうが添えられていることがあります。 刺身

記事を読む

酸味

塩分を摂り過ぎない工夫のひとつに、できるだけ醤油を使わない方法があります。 焼き魚などの料理の際に醤

記事を読む

関東人が関西の味に慣れるまで

関東の人がいきなり関西の味つけで食事を行うようになると、正直なところまずいと感じるかもしれません。

記事を読む

野菜が苦手な人へのおすすめ野菜料理

野菜中心の食生活が身体にいいとわかっていても、野菜が苦手な人にとって野菜を食事メインにするには厳しい

記事を読む

前記事
酸味
次記事
マヨネーズ、チーズ
  • 【関連サイト】
  • ↓これでも減塩メニュー!?と、きっと思いますよ
  • ↓こちらもメニュー豊富でお試しに最適
ネットで見つけたレシピの紹介2

腎臓病など病気の方は特に塩分の摂取量が気になりますが、できだけバラエテ

ネットで見つけたレシピの紹介1

塩分を控えた食事といっても単に食塩の使用量を減らしただけでは、味気のな

サントリー飲料「DAKARA」

以前、小便小僧がテレビCMでおしっこしていたので利尿作用があると思われ

サウナ

有酸素運動によって日常的に塩分を排出しやすい身体をつくることができます

ミネラル麦茶

よく冷えた麦茶といえば夏の飲み物の定番ですが、麦茶は焙煎した大麦の種子

有酸素運動

日常的に適度な運動を行なうことが身体にいいことは誰でも知っていることで

赤味噌

味噌汁は日本国内のどこにでもありますが、地方ごとの特色をよく表した料理

天然塩

摂り過ぎた塩分の排出にはカリウムを含む食品を多くとるのが得策ですが、天

乳製品

塩分つまりナトリウムを摂り過ぎると、カルシウムの吸収を妨げてしまいます

カリウム

カリウムは取りすぎた塩分(ナトリウム)を体外に排出する働きをしますが、

→もっと見る

PAGE TOP ↑