酸味

公開日: : 塩分控え目の味付け

塩分を摂り過ぎない工夫のひとつに、できるだけ醤油を使わない方法があります。
焼き魚などの料理の際に醤油をかけることがありますが、醤油の代わりにレモンやゆず、すだちなどの柑橘類を絞ってかけてみるのもおいしいものです。
さんまなどにはすだちをつかうことがよくありますが、それと同じような感じです。

柑橘類を使うことによって、脂がのった魚などもさっぱりして食べることができます。
柑橘類はもともとみかん等とは異なり非常に酸味が強いため、直接生で食べるのには向かないものが多くあります。
しかし全体的に香りがよいため、果汁を絞って飲料に加えたり、料理の調味料に使われたりします。

a0002_000748

最近流行ったものでは、沖縄のシークヮーサーがその代表格です。
シークヮーサーは、沖縄に自生する柑橘類ですが、沖縄ではとても栽培が盛んでヒラミレモンとも呼ばれています。
沖縄では日常的に刺身や焼き魚などの魚料理にかけたり、酢の物に使ったりします。
また、お鍋のポン酢代わりに使ったりすることもあるようです。

シークヮーサーは青い間は無理ですが、熟すとそのまま食べてもこともでき、甘みがあり美味しい果実です。
果汁と酢を組み合わせたポン酢などは、すでにひとつの調味料として、日本の食生活に定着していますし、スーパーなどではポン酢だけでなく、すだち酢やゆず酢、かぼす酢など地方の特産果樹をうまく使ったものも販売されています。
果汁だけを絞って食べるのが物足りない方は、これらの果汁酢を使うことで満足できる味付けになるようです。

ただし、気をつけたいのがポン酢醤油です。
ポン酢醤油はポン酢に醤油や味醂、鰹節、昆布などを加えたものなので、必ずしも塩分が控えめであるとは限りません。
減塩タイプなどもあるようですが、ポン酢醤油には醤油が含まれていることを忘れないようにして下さい。

関連記事

マヨネーズ、チーズ

塩分を控えるために、マヨネーズで味付けるのも有効なようです。 調味料のひとつであるマヨネーズには塩分

記事を読む

風味

薬味や酸味を加えて塩分を控える方法の他に、風味を加えるというアイデアもあります。 その一例がごま油で

記事を読む

甘口醤油、減塩醤油

醤油は日本人の食生活において代表的な調味料ですが、地方によって好みが若干異なり、南に行くほど甘いタイ

記事を読む

関東人が関西の味に慣れるまで

関東の人がいきなり関西の味つけで食事を行うようになると、正直なところまずいと感じるかもしれません。

記事を読む

カップ麺の味も違う

関東と関西では味の好みが異なりますが、それを良く表しているのが、全国で販売されているインスタント食品

記事を読む

薬味

お店などで天ぷらを食べる時、よく大根おろしとすりおろしたしょうが添えられていることがあります。 刺身

記事を読む

野菜中心の食生活へ

食べることができる植物を総じて野菜といいますが、野菜には多くの栄養素が含まれています。 野菜中心の食

記事を読む

関西は薄味

よく関東では濃い味付け、関西では薄い味付けが好まれるといわれています。 確かに関西を代表する京都の料

記事を読む

塩分控え目の塩

しょうがやわさびなどの薬味や、酢、柑橘類の酸味、ごまなどの風味を利用しても、やはりそれにそぐわない料

記事を読む

野菜が苦手な人へのおすすめ野菜料理

野菜中心の食生活が身体にいいとわかっていても、野菜が苦手な人にとって野菜を食事メインにするには厳しい

記事を読む

前記事
薬味
次記事
風味
  • 【関連サイト】
  • ↓これでも減塩メニュー!?と、きっと思いますよ
  • ↓こちらもメニュー豊富でお試しに最適
ネットで見つけたレシピの紹介2

腎臓病など病気の方は特に塩分の摂取量が気になりますが、できだけバラエテ

ネットで見つけたレシピの紹介1

塩分を控えた食事といっても単に食塩の使用量を減らしただけでは、味気のな

サントリー飲料「DAKARA」

以前、小便小僧がテレビCMでおしっこしていたので利尿作用があると思われ

サウナ

有酸素運動によって日常的に塩分を排出しやすい身体をつくることができます

ミネラル麦茶

よく冷えた麦茶といえば夏の飲み物の定番ですが、麦茶は焙煎した大麦の種子

有酸素運動

日常的に適度な運動を行なうことが身体にいいことは誰でも知っていることで

赤味噌

味噌汁は日本国内のどこにでもありますが、地方ごとの特色をよく表した料理

天然塩

摂り過ぎた塩分の排出にはカリウムを含む食品を多くとるのが得策ですが、天

乳製品

塩分つまりナトリウムを摂り過ぎると、カルシウムの吸収を妨げてしまいます

カリウム

カリウムは取りすぎた塩分(ナトリウム)を体外に排出する働きをしますが、

→もっと見る

PAGE TOP ↑