酸味
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塩分控え目の味付け
塩分を摂り過ぎない工夫のひとつに、できるだけ醤油を使わない方法があります。
焼き魚などの料理の際に醤油をかけることがありますが、醤油の代わりにレモンやゆず、すだちなどの柑橘類を絞ってかけてみるのもおいしいものです。
さんまなどにはすだちをつかうことがよくありますが、それと同じような感じです。
柑橘類を使うことによって、脂がのった魚などもさっぱりして食べることができます。
柑橘類はもともとみかん等とは異なり非常に酸味が強いため、直接生で食べるのには向かないものが多くあります。
しかし全体的に香りがよいため、果汁を絞って飲料に加えたり、料理の調味料に使われたりします。
最近流行ったものでは、沖縄のシークヮーサーがその代表格です。
シークヮーサーは、沖縄に自生する柑橘類ですが、沖縄ではとても栽培が盛んでヒラミレモンとも呼ばれています。
沖縄では日常的に刺身や焼き魚などの魚料理にかけたり、酢の物に使ったりします。
また、お鍋のポン酢代わりに使ったりすることもあるようです。
シークヮーサーは青い間は無理ですが、熟すとそのまま食べてもこともでき、甘みがあり美味しい果実です。
果汁と酢を組み合わせたポン酢などは、すでにひとつの調味料として、日本の食生活に定着していますし、スーパーなどではポン酢だけでなく、すだち酢やゆず酢、かぼす酢など地方の特産果樹をうまく使ったものも販売されています。
果汁だけを絞って食べるのが物足りない方は、これらの果汁酢を使うことで満足できる味付けになるようです。
ただし、気をつけたいのがポン酢醤油です。
ポン酢醤油はポン酢に醤油や味醂、鰹節、昆布などを加えたものなので、必ずしも塩分が控えめであるとは限りません。
減塩タイプなどもあるようですが、ポン酢醤油には醤油が含まれていることを忘れないようにして下さい。
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