ソース
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食材別の塩分量
ソースといれば、通常はウスターソースのことをいいますが、他にもとんかつソースや中濃ソースなどがあります。
ソースは、イギリスで誕生したといわれており、幕末もしくは明治に日本に伝わったといわれています。
トマトやりんごといった野菜や果物の絞り汁やピューレなどに、食塩や砂糖、酢、香辛料、カラメルなどを加え、熟成させてつくられます。
よく知られている調味料のひとつではありますが、地域差の激しい調味料だといわれています。
関東地方では、中濃ソースが好まれるようですが、中部地方ではウスターソースが好まれ、関西地方ではとんかつ、ウスター、お好み焼きソースを料理によって使い分け、中国地方ではお好みソースが好まれているそうです。
これは、ソースに対する味の好みを表しているそうで、関東地方は香辛料や酸味のきいたタイプ、中部地方は塩味のきいたタイプ、関西は甘口でだしのきいたタイプ、中国地方は甘口タイプが好みのようです。
それぞれのソースに含まれる塩分ですが、一番多いのはウスターソースで18g中に1.6g含まれているようです。
中濃ソースととんかつソースは、同量で1.1gの塩分が含まれているといわれています。
お好みソースは0.9g程度の塩分ですが、焼きそばソースは1.4gと多くなっています。
原材料として食塩が欠かせので、比較的塩分が高めになるようです。
最近では減塩タイプのソースも出ているようですが、こちらは非常に少なく0.4g程度だそうです。
その他のソースとして、トマトケチャップやトマトソースなどがありますが、こちらはそれほど多くの調味料が使われていないので、0.3~0.6gと少なめになっています。
ピザソースやチリソースなどは、ケチャップなどと同程度ですが、中華に使われるオイスターソースはやや多めで18gで約2gの塩分が含まれているようです。
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