塩分が表記されていないとき
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食材別の塩分量
自分の購入する食品などに、どの程度の塩分が含まれているか気になる場合は、商品に表示されている栄養成分表で知ることができます。
栄養成分表は、食品すべてに表示されているわけではなく、法にもとづいて義務付けられた食品のみに表示されています。
栄養成分表が商品に表記されていても、食塩や塩分の量はほとんど表記されていません。
これは食塩や塩分は、表記を義務づけられていないからですが、実は少し計算すれば、塩分がいくらなのかわかる方法があります。
それは、栄養成分表に表記されているナトリウムの分量をもとに、塩分を算出する方法です。
食品に含まれる塩分は、一般的に塩化ナトリウムで、ナトリウムと塩素からできています。
そのナトリウムは栄養成分表での表記を義務付けられているので、表記されたナトリウムから割り出そうというものです。
計算式も簡単で、ナトリウム(mg)×2.54=塩分相当量(mg)で算出できます。
例えば、ウスターソースに大さじ1杯(約18g)あたり、ナトリウム490mgと表示されていた場合は、490×2.54=1,244.6mgになります。
1,244.6mgは、約1.2gになるので、このウスターソースを大さじ1杯食品に使うと、1.2gの塩分を摂取することになります。
2.54が少しややこしければ、2.5倍と覚えておくのもいいかもしれません。
ただ、最近は健康志向の消費者を意識して、表示義務がない食品でも、具体的に食塩相当量を表記している物も割りと多くあるようです。
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