塩分が表記されていないとき

公開日: : 食材別の塩分量

自分の購入する食品などに、どの程度の塩分が含まれているか気になる場合は、商品に表示されている栄養成分表で知ることができます。
栄養成分表は、食品すべてに表示されているわけではなく、法にもとづいて義務付けられた食品のみに表示されています。

栄養成分表が商品に表記されていても、食塩や塩分の量はほとんど表記されていません。
これは食塩や塩分は、表記を義務づけられていないからですが、実は少し計算すれば、塩分がいくらなのかわかる方法があります。

a0002_000748

それは、栄養成分表に表記されているナトリウムの分量をもとに、塩分を算出する方法です。
食品に含まれる塩分は、一般的に塩化ナトリウムで、ナトリウムと塩素からできています。
そのナトリウムは栄養成分表での表記を義務付けられているので、表記されたナトリウムから割り出そうというものです。

計算式も簡単で、ナトリウム(mg)×2.54=塩分相当量(mg)で算出できます。
例えば、ウスターソースに大さじ1杯(約18g)あたり、ナトリウム490mgと表示されていた場合は、490×2.54=1,244.6mgになります。
1,244.6mgは、約1.2gになるので、このウスターソースを大さじ1杯食品に使うと、1.2gの塩分を摂取することになります。
2.54が少しややこしければ、2.5倍と覚えておくのもいいかもしれません。

ただ、最近は健康志向の消費者を意識して、表示義務がない食品でも、具体的に食塩相当量を表記している物も割りと多くあるようです。

関連記事

ドレッシング

ドレッシングは、酢や油、塩を基本的な材料として、香辛料やハーブ類、酒類をまぜあわせてつくられています

記事を読む

味噌汁

一汁一菜」といわれるように、日本の伝統的な食事では汁物はかかせませんでした。 味噌汁は、出し汁に野菜

記事を読む

ソース

ソースといれば、通常はウスターソースのことをいいますが、他にもとんかつソースや中濃ソースなどがありま

記事を読む

たらこ

たらこは、すけとうだらという魚の卵を塩漬けにしたもので、そのまま食べたり、焼いて食べたり、スパゲティ

記事を読む

人間が口にする肉は、一般的に牛・豚・馬・山羊・鳥などがあります。 海外では国や民族によって、カエルや

記事を読む

麺類

うどん、そば、ラーメン、スパゲティーと麺類は和洋中を問わず、いろいろなシュチュエーションで使われてい

記事を読む

塩辛

塩辛は魚や貝類を塩漬けにして、発酵、熟成した保存食品です。 古典文学などにも、塩辛という文字が見られ

記事を読む

洋菓子

西洋で生まれた菓子類を洋菓子といいますが、今や洋菓子専門店でなくても、町のあちこちで見かけます。 洋

記事を読む

煮物

おいしい煮物を食べると、思わず日本人でよかったと思うってしまうくらい、煮物は日本らしい料理のひとつで

記事を読む

梅干

日本の伝統食でもある梅干は、熟した梅の果実を塩漬けにし、数日の間日干しにしたあと、さらに調味漬けにす

記事を読む

  • 【関連サイト】
  • ↓これでも減塩メニュー!?と、きっと思いますよ
  • ↓こちらもメニュー豊富でお試しに最適
ネットで見つけたレシピの紹介2

腎臓病など病気の方は特に塩分の摂取量が気になりますが、できだけバラエテ

ネットで見つけたレシピの紹介1

塩分を控えた食事といっても単に食塩の使用量を減らしただけでは、味気のな

サントリー飲料「DAKARA」

以前、小便小僧がテレビCMでおしっこしていたので利尿作用があると思われ

サウナ

有酸素運動によって日常的に塩分を排出しやすい身体をつくることができます

ミネラル麦茶

よく冷えた麦茶といえば夏の飲み物の定番ですが、麦茶は焙煎した大麦の種子

有酸素運動

日常的に適度な運動を行なうことが身体にいいことは誰でも知っていることで

赤味噌

味噌汁は日本国内のどこにでもありますが、地方ごとの特色をよく表した料理

天然塩

摂り過ぎた塩分の排出にはカリウムを含む食品を多くとるのが得策ですが、天

乳製品

塩分つまりナトリウムを摂り過ぎると、カルシウムの吸収を妨げてしまいます

カリウム

カリウムは取りすぎた塩分(ナトリウム)を体外に排出する働きをしますが、

→もっと見る

PAGE TOP ↑