肉
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食材別の塩分量
人間が口にする肉は、一般的に牛・豚・馬・山羊・鳥などがあります。
海外では国や民族によって、カエルや爬虫類などを食することもあるようです。
野生の鳥獣を食用とすることもありますが、通常は飼育などによって育てられた動物をと殺することによって食用とします。
その後、衛生管理が施された場所で、部位ごとに解体され、部位に応じて熟成します。
特に牛などは、この熟成を行なうことにより、香やうまみが出るとも言われています。
生の牛肉などには、ほとんど塩分が含まれていなくてせいぜい100gに0.1g程度といわれており、脂身自体は、塩分が0gです。
また、他の動物においても、塩分の量はそれほど大きな違いはないようです。
むしろ、それ以後行なわれる加工によって、食材に含まれる量は決まるようです。
例えば、最近多くの種類が市場に出回っているハムなどは、メーカーや種類によって若干異なりますが、約3%の塩分が含まれているといわれています。
もともと、ハムは生の肉を保存するために、塩漬けしたのが始まりで比較的塩分が多いようです。
一般的な太さのロースハムを、1cmの厚みに切ると塩分が3g程度で、ボンレスハムになると同じぐらいの大きさでも4g程度になるようです。
最近は、うす塩タイプのハムもあるようですが、そのタイプで塩分がほぼ半分ぐらいだといわれています。
ベーコン類もハムと同じぐらいの塩分が含まれているようですが、スモークタイプは塩分が少ないといわれています。
ソーセージも生タイプのものより、フランクフルトの方が塩分が多く、サラミソーセージなどはさらに多くの塩分がふくまれていて、100gのもので3gの塩分が含まれているといわれています。
また、焼く豚などは調味料を加えるため塩分が多いようで、80g程度の大きさで約3gの塩分が含まれているようです。