煮物

公開日: : 食材別の塩分量

おいしい煮物を食べると、思わず日本人でよかったと思うってしまうくらい、煮物は日本らしい料理のひとつで、海外旅行などで帰国した日本人はまず煮物が食べたいという人もすくなくありません。
旬の野菜や地方色豊かな食材、季節に応じた食材をうまく使っているので、ひとくちに煮物といってもバラエティにとんだものになっています。

基本的に煮物は、水や出し汁などで食材を加熱する料理ですが、塩分の面から考えると一番塩分を吸収しやすい調理方法であるといえます。
調理方法を塩分の高い順に並べると、まず煮物、次いで焼き物、蒸し物、揚げ物と炒め物、そして生ものになります。
これは、煮汁の塩分を吸収することが原因のようですが、煮汁であるだしの塩分は1食分程度で約3gあるといわれています。

a0002_000748

煮物の種類によっては、味噌汁より塩分が多いこともあります。
だしの種類によって塩分も異なり、洋風だしが一番塩分が少なく、次いで中華風で、和風だしが一番塩分が多いといわれています。
煮物を食べると、ごはんがよく進むのは、この多めの塩分が原因のようです。

しかし、煮物の具材によっては、平均的に高いといわれる塩分が少なく場合があります。
大根など水分が多い野菜を煮物に使うと、煮汁に塩分が残り摂取量がそれほど多くならないといわれています。
逆に、でんぷん質の多いがぼちゃなどを煮物に使うと、煮汁を非常に吸収しやすくなるので、塩分摂取量は多くなってしまいます。

関連記事

魚は昔から、日本人の食生活に重要な食材でした。 島国である日本にとっては、慣れ親しんだ食材であり、関

記事を読む

梅干

日本の伝統食でもある梅干は、熟した梅の果実を塩漬けにし、数日の間日干しにしたあと、さらに調味漬けにす

記事を読む

寿司

今や日本国内だけでなく、海外でもSUSHIの名前で通用する寿司ですが、ひとくちに寿司といってもいくつ

記事を読む

人間が口にする肉は、一般的に牛・豚・馬・山羊・鳥などがあります。 海外では国や民族によって、カエルや

記事を読む

ソース

ソースといれば、通常はウスターソースのことをいいますが、他にもとんかつソースや中濃ソースなどがありま

記事を読む

塩辛

塩辛は魚や貝類を塩漬けにして、発酵、熟成した保存食品です。 古典文学などにも、塩辛という文字が見られ

記事を読む

和菓子

和菓子は、日本の伝統的な食材や製造方法を用いて、日本人の歴史とともに長い間育まれてきました。 今日、

記事を読む

醤油

醤油の始まりは、3,000年以上も前の中国だったといわれており、原料を塩漬けにしたものだったといわれ

記事を読む

刺身

新鮮で生きがいい食材を、火などをとおさず生のまま食べる料理を刺身といいます。 主な食材としては、魚介

記事を読む

味噌汁

一汁一菜」といわれるように、日本の伝統的な食事では汁物はかかせませんでした。 味噌汁は、出し汁に野菜

記事を読む

前記事
ドレッシング
次記事
梅干
  • 【関連サイト】
  • ↓これでも減塩メニュー!?と、きっと思いますよ
  • ↓こちらもメニュー豊富でお試しに最適
ネットで見つけたレシピの紹介2

腎臓病など病気の方は特に塩分の摂取量が気になりますが、できだけバラエテ

ネットで見つけたレシピの紹介1

塩分を控えた食事といっても単に食塩の使用量を減らしただけでは、味気のな

サントリー飲料「DAKARA」

以前、小便小僧がテレビCMでおしっこしていたので利尿作用があると思われ

サウナ

有酸素運動によって日常的に塩分を排出しやすい身体をつくることができます

ミネラル麦茶

よく冷えた麦茶といえば夏の飲み物の定番ですが、麦茶は焙煎した大麦の種子

有酸素運動

日常的に適度な運動を行なうことが身体にいいことは誰でも知っていることで

赤味噌

味噌汁は日本国内のどこにでもありますが、地方ごとの特色をよく表した料理

天然塩

摂り過ぎた塩分の排出にはカリウムを含む食品を多くとるのが得策ですが、天

乳製品

塩分つまりナトリウムを摂り過ぎると、カルシウムの吸収を妨げてしまいます

カリウム

カリウムは取りすぎた塩分(ナトリウム)を体外に排出する働きをしますが、

→もっと見る

PAGE TOP ↑