風味
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塩分控え目の味付け
薬味や酸味を加えて塩分を控える方法の他に、風味を加えるというアイデアもあります。
その一例がごま油です。
ごま油は煎ったごまに圧力をかけてすりつぶしてつくる食用の油ですが、独特の香りと味があります。
中華料理では、調理の最後の仕上げに香りをつけるために良く使われていており、ごま油を鍋の内側から鍋にそっていれるとより香りが立ち、料理につやもよくなるといわれています。
また、このごま油をサラダ油に加えて天ぷらなどを作ると、ごま油の風味がよく効いておいしく仕上がります。
実際に天ぷら屋さんなどでは、サラダ油にごま油を混ぜて使っているお店も少なくありません。
ごま油に酢などを加えてサラダなどのドレッシングに使うのも、ひとつの方法で中華風ドレッシングの出来上がりです。
同じごまを使った風味づけに、炒りごまもあります。
ほうれんそうのおひたしなどにはごまが少しのっていたりして、醤油をかけたりして食べますが、炒りごま自体をあえてしまって味付けするも、醤油を使わないひとつの方法です。
おひたしや和え物といえば三つ葉もありますが、この三つ葉を風味付けに使う方法もあります。
三つ葉はもともとせり科の植物で、昔から香草のひとつと考えられていたともいわれています。
特有の香りがありますが、味自体はあまりくせがなく比較的淡白な味をもつ食材です。
汁物に入れたり、サラダに入れてアクセントしたり、先ほどの炒りごまと一緒に使うのもいい方法です。
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