カルシウム低下
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塩分摂りすぎの弊害
カルシウムは、人間の骨を構成する上で欠かせない、重要な栄養素です。
牛乳などの乳製品や豆腐や納豆などの大豆製品、小魚やひじきなどの海藻類、小松菜やチンゲン菜などの緑黄色野菜など、日常的に割りと容易に摂取できる食品に多く含まれています。
そんなカルシウムも、実は塩分の影響を受けやすい栄養素のひとつで、塩分つまりナトリウムをたくさん摂ると、カルシウムが尿の中にどんどん排出する作用があるそうです。
しかし、決して身体の中にカルシウムが余っているから排出するのではなく、カルシウムが必要な箇所からわざわざ取って来て排出するそうです。
一般的に身体の中のカルシウムは骨にありますが、ほんのわずか量は血管や筋肉などに使われそれらをコントロールしています。
血管などで使われているカルシウムが不足すると、身体が危機を感じてホルモンを分泌させ骨からカルシウムを取り出して補うといった働きをするそうです。
カルシウムの不足が続くと、骨から次々とカルシウムを補給するため、逆に血液中のカルシウムの濃度が高くなってしまいます。
これをカルシウム・パラドックスというそうですが、血液中のカルシウムが増えると血管の壁が硬くなったり、血管の内側が傷つきやすきなります。
そのため、コレステロールなどが血管に付着してしまい、血管がもろくなり動脈硬化になってしまいます。
そのようにして血流が悪くなると、心臓は強い力で血液を送り出そすので、必然的に血圧が上がり高血圧になりやすい状態になります。
もともと、日本人はカルシウムが不足していると言われています。
成人が1日に摂取しなければならないカルシウムは、600mgといわれていますが、統計などによるとここ数十年間ずっと数値がしてまわっているといわれています。
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