和食
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料理別の塩分量
ヨーロッパやアメリカでは、和食はヘルシーで健康によい料理として人気があります。
特にアメリカでは、寿司ややきとりなどに人気があり、イタリアン、フレンチについで和食の店が多いといわれています。
もともと日常的な和食は、一汁三菜といわれるご飯と汁物、主菜1品と副菜2品というのが定番でした。
旬の食材を積極的に取り入れ、野菜などの農産物や魚などの海産物などがよく使われます。
動物の肉類よりも魚を使う事が比較的に多く、海の幸を生のままで食する事は世界でも珍しいようです。
塩や味噌、酢などを調味料として使う事が多く、脂分を含む調味料はあまり使われません。
そのため、和食は一般的に低脂肪ではあるが、塩分は高いといわれています。
和食は野菜などを使いバランスのよい料理のようにみえますが、実際のところ、ふたつの欠点があるといわれています。
そのうちの1つが、塩分が高いという点です。
和食の代表的な料理として味噌汁や梅干、漬物などがあり、塩分が高い食材ですが、これらは料理の一つのアイテムとして使われるだけでなく、調味料として使われることも少なくありません。
また場合よっては、醤油などを用いることもあり、より塩分が高くなってしまいます。
もうひとつの和食欠点は、カルシウムの摂取が少ないということです。
昔の和食では、カルシウムを多く含んだひじきや切干大根などがよく使われていましたし、小魚なども使われることが多かったのですが、これらの食材は最近あまり使われなくなってきました。
だし自体も、昔は昆布や小魚や昆布、椎茸などからとっていたため、栄養素がとりやすかったのですが、最近は固形だしなどを日常的に使うようになったことも一因のようです。