むくみ
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塩分摂りすぎの弊害
塩分の高い食事を摂るとよくのどが渇いて、いつもより多めに水分を取るようになります。
これは、塩分を摂り過ぎたために、身体の中の塩分を薄めようとする働きによるものですが、それが原因でむくみにつながることがあります。
塩などの調味料が多く使われている塩辛い料理やスナック菓子などを食べた時などは、どうしても水分を多く摂りがちです。
多くとってしまった塩分や水分は、普通腎臓で処理するのですが、腎臓で処理できる量は限りがあるため、あまり量が多いと処理できなくなります。
処理できなくなった塩分や水分は、身体の中に残ってしまいますので、これがむくみになります。
腎臓の機能が正常に働いていても、塩分や水分を大量に摂ると処理できなくなることがあるようですが、腎臓の調子が悪い場合は、よけいに処理できなくなる可能性があります。
通常、血管は心臓から身体の細部に酸素や栄養素を運んで行き、運んだ先で二酸化炭素や老廃物などを受けて戻ってきます。
しかし、腎臓働きが悪かったりして正しく機能していないと、処理できなかった分がリンパ管に流れ込んでしまいます。
リンパ管も血管と同じように全身にいきわたっているので、この処理できなかった分が身体の中に溜まってしまいむくみになるというわけです。
一日中ずっと立ちっぱなしだったりすると、よく足がむくんだりしますが、これはリンパが滞ったためにおこるようです。
特に理由もなくよくむくんだりする場合は、突発的な塩分の摂りすぎでけでなく、腎臓の不調も疑う必要があるかもしれません。
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