日本人の塩分摂取の歴史 その1

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日本人塩分摂取量が多いのは、ここ最近の問題ではなく歴史的にも昔から多かったといわれています。

お味噌や梅干、お漬物、塩昆布など伝統的な和食のアイテムは、比較的に塩分が高い食品が多いです。
これらの伝統的な和食の食品は、いわば保存性を高めるために塩分を必要とし、日本の気候や風土などの影響が大きいのです。
日本の国土は諸外国に比べると非常に狭い上に平地よりも山地が多いのが特徴であり、四季があるため農作物の収穫時期は限られてしまいます。
そこで食物を安定して一年中準備するには食物をある程度保存する必要があり、そのために比較的塩分の高い食品が生まれ伝わったのではないかといわれています。

実際のところ現代に比べて昔は農耕地はもっと限られていたでしょうし、作物の品種改良も進んでなかったので収穫できる量もかなり限られていたことは容易に想像できます。
日本人のほとんどが農耕民族であったため、主食がお米でありそのお米を食べるための副食がこれらの和食アイテムでした。
狩猟などによる動物性タンパク質をとる機会がすくなく、お米などの農作物で満腹感を得なければならないため、お米が進む塩分の高い味付けが必要とされたとも言われています。

また、農作業における労働は気候の厳しい時期にも必要とされるため、多くの汗をかいてしまいます。
農作業によって失われた塩分を補う必要があると考えられていたのも、塩分を積極的に取る一因だったようです。
もっとも、国土の四方を海に囲まれており塩が容易に手に入れやすかったという点もあったと考えられています。

   
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